グランブルーファンタジーに促されて世界を旅する少年たち

最近の私の関心事といえば、もっぱらのごとくグランブルーファンタジーであります。2015年最大のファンタジー作品として君臨したグランブルーファンタジーは2016年になってもその勢いをかげらすことはなく、当分のあいだはスマホゲーム界の覇者としての地位を維持するであろうと言われています。これほどのクオリティを保ったゲームを制作することは困難なことですので、そうした予想が出てくることも当然なのかもしれません。

グランブルーファンタジーにおいて私が最も好ましいと思うのは、その壮大な世界観です。まるで幼いころに見たジブリ映画のように少年の冒険心を刺激してやまないファンタジーが、このゲームのうちにはあります。かつて私はジブリのアニメを見て、世界を旅することになりました。台湾に千と千尋の神隠しの舞台となった町があると聞けばそこへ趣き、インドのブッダガヤにトトロの森のモデルとなった木々があると消えばそこへ向かいました。そんなふうに、ジブリには少年を世界へ向かわせるような空想力がありました。そして、それはきっとグランブルーファンタジーも同じなんだと思います。このゲームをすることによって冒険心が湧き上がり東欧の国々を旅したという10代の少年のブログを読んだことがあります。まるでかつての私をみているかのようで、とても共感したものです。この少年と同じような気持ちに急かされているユーザーはきっと他にもたくさんいることでしょう。このゲームには少年の心を突き動かすような何かがあると思います。

最近は子どもたちがスマホゲームをやり過ぎることに苦言を呈する大人たちもいますが、彼らにはグランブルーファンタジーをやってから寝言を言えと言ってやりたいものです。ゲームを通じて子どもたちが広い世界を知るということもあるのです。かつての子どもたちがジブリを見て広い世界を想ったように。このゲームにおけるこうした部分が、いまだしっかりと評価されてないことを少し不満に思いますが、いずれきっと世間はこのゲームの真価に気づくようになるであろうことを確信しています。

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